【開催レポ】こどもキッチンワークショップ出張版*名古屋
こどももおとなも育つほんまもんの場所
1歳半〜2歳〜6歳〜親子料理教室こどもキッチン
石井由紀子です。
こどもキッチンは大阪で開催しているのですが、
本出版後、以前にも増して遠方からお越しになる方
が増えています。
今日、名古屋からご参加下さった方にお呼びいただき、
ご自宅まで伺ってのワークショップでした。
名古屋駅。晴天!
2歳〜6歳までの12名の子どもたちが
大好きなお母さんと一緒にやってきました。
「おにぎり」をつくりました。
写真:のりをちぎる
皆がおにぎりをつくる中。
寝転がってゴロゴロゴロゴロの2歳男の子。
あまり乗り気でない様子。
「やってもいいし、やらなくてもいいし、どっちでもよくて、
やらないならお母さんにやってもらうんだけど、どうする?」
と尋ねたら
「お母さん(にしてもらう)」
を選んだ彼。
「じゃ、やりたくなったら、お母さんに言ってね」
と伝え、お母さんが作業を始めたら、急に自分でやりたく
なったみたい。
喜々として、のりをちぎったり、ご飯握りはじめました♪
こんな風に、子どもが「やりません。」を選択することを
許す場面って日常あまり存在しない、ですよね?
これまで生きていた中でも、例えば
学校なんかでも
先生が「やりましょう!」と言えば、
「やる」以外の選択肢なんて、最初からなかった、ですよね?
写真:いただきまーす。
これまでそう生きてきた私たちには、
大人が言うことには「子どもは従うもんだ」という
軸が出来上がっています。
なので、子どもが自立期(2歳前後)に入ると
「おや?子どもは私の言うことをきかないぞ!?」と
とても戸惑います。言うことをきかせたくなっちゃいます。
目の前のことに取組もうとしない我が子をみると
ワサワサしちゃいます。
写真:おいしー!
だけど、子どもは生まれながらにして
「自分のことは自分で選ぶもんだ」として
生きています。
やる本人が、やるかどうかを決める。
選択の自由を子どもに渡した時、
子どもは本来の姿をみせてくれます。
グッと成長した姿で現れることがほとんどです。
写真:顔つき真剣!ゆっくりじっくり作業してます。
おにぎりを食べた後には、
子どもたちは、大学生のお姉さんたちと遊びタイム,゜.:。+゜
わいわい楽しんでました^^
大人は大人だけのミニセミナー,゜.:。+゜
子どもの行動の中にある
「なんで、それ、やるの−!」「どうしてそうなの〜!?」
を紐解いていく時間でした^^
子どもの内面にあることを知るのと知らないのとでは
その後の毎日、雲泥の差ですよ〜( ´▽`)〜♪
Q&Aコーナーでは、皆さんの日頃の子育ての疑問を
みていきました。子どもってほんとオモシロイって、
伺いながらワクワクしました。
例えば・・・
Q:子どもが交換条件を出してきます
「寝るから歯を磨いてから寝ようね!」というと
「じゃータブレットみてから、歯を磨く!」という。
交換条件をイチイチ出してくる!?これに応えていていいの?
(6歳のお母さん)
Q:子どもが『片付けがめんどくさいから、最初から
出さなければ片づけなくていいからと、おもちゃで遊ばない』
というのが心配。
(6歳お母さん)
・・・そんな疑問や質問からさらに深めていきました。
そして、とってもフレンドリーな子どもたち。
帰り際に
「また、おにぎりつくろうね〜!」
「また、一緒にお料理しようね〜!」
と手をふってくれました。会えてうれしかったです^^
日々の子育てのしんどさの中に、おっ!おもろいやん!!を
つくることができたなら、子育てしながら、毎日が楽しくなります。
そして、子どもは自立に向かって、ニコニコパワー全開になります。
そのきっかけに、今日の機会を使っていただけたならとても光栄です。
このたびは貴重な機会をありがとうございました。
最後までお読み下さってありがとうございます,゜.:。+゜
こどもキッチン主宰 石井由紀子
−−−−−−−−−−−−
ただいま募集中の教室(講座)と残席数は こちら
こどもキッチンの教室・講座一覧は こちら
お問い合わせは こちら
−−−−−−−−−−−−
★リアル書店で・ネット書店で。好評発売中,゜.:。+゜
石井 由紀子(著), はまさき はるこ(絵)
発行:太郎次郎社エディタス