【レポ】こどもキッチンファースト2018年1月期完了レポート
こどももおとなも育つほんまもんの場所
1歳半〜2歳〜6歳〜親子料理教室こどもキッチン
石井由紀子です。
こどもキッチンファースト1月期は3月に完了♪
とっととレポートを書こう〜!と思い続けてはや2ヶ月。
おそおそになりましたが、レポートです^^
こどもキッチンファーストは
おうちキッチンで子どもが料理することを可能にする
を目指す4回コースで、1月期には、6組の親子が参加。
*台所を子どもがみたがるのだけど、どうしたらいいか
*子どもの少食が心配
*自分は料理が苦手だから、子どもにはできるようになって欲しい
それぞれの想いを胸に2ヶ月をご一緒しました。
写真:のりをちぎる(1歳7ヶ月)
最終の4回目は
《子どもの料理レシピや作業を、
子どもがやりたがることを入れながら、考えて、実践してくる》
という宿題実践の「発表の日」です。
1月〜3月に参加された皆さんの実践を紹介します。
●1歳11ヶ月●
<子どもの台所仕事>
・ハンバーグをこねる
「さわりたい」がすごい。15分集中。まだ続きそうだった。
・きゅうりの海苔和え
たたく、おるには全く興味がなく、「海苔をちぎる」が大ヒット。
・塩をふる
塩をつまんで計量スプーンに入れる。15分〜20分くらいかける。
・注ぐ
コップに水を入れてはボウルに入れる
写真:のりをちぎる(1歳11ヶ月)
<参加後の変化>
「来ちゃダメー!」が「隣にいていいよ!」になりました。
ほうれん草や小松菜など、料理するのをみるようになってから、
ちょっとだけ食べるように。(1歳11ヶ月女の子・母)
写真:試食タイム後のブロック遊び(1歳7ヶ月)
●1歳8ヶ月●
<子どもの台所仕事>
・移し替える(米をカップですくって、ボウルに入れる)
・かぼちゃをたく(鍋にかぼちゃを入れる、水を注ぐ、塩をふる、ふたをする)
・炊き込みご飯(炊飯器に材料、調味料、水を入れる)
・ごまをふる(自分でご飯にごまをふる。するとよく食べる)
<参加後の変化>
台所で子どもを横に立たせるように。
流し台で子どもがステップに立つと
桶の水をカップにすくったり、注いだりします。
(1歳8ヶ月女の子・母)
写真:抜き型で大根を抜く(1歳7ヶ月)
●2歳1ヶ月●
<参加後の変化>
とにかく危険なものは子どもの前では使わない!と
していたのですが、ルールを伝える「●○をしません」が
伝わるようになりました。
裁縫が大好きなのだけど、それまでは隠れながらやってた。
今は、「アイロン」は熱くなった後、コンセントを抜いて、
ハンカチにアイロンをあてるようにすると、こどもはじっと
みていて、熱いところは触りません。
危ないから、といって子どもに隠す必要がなくなりました。
(2歳1ヶ月女の子・母)
写真:のりをちぎる(1歳6ヶ月)
●1歳6ヶ月●
<子どもの台所仕事>
・バナナ蒸しパン(バナナをつぶす。粉と牛乳を入れて混ぜる)
・ポテトの包み焼き(ポテトをつぶす。餃子の皮で棒状に包む(フライパンで焼く))
<参加後の変化>
財布を触りたがるのを触らせないようにしていましたが、
自分のさいふを子ども用にして、いらなくなったカードを
入れて渡しています。(1歳6ヶ月母)
写真:試食タイム後に^^
●1歳11ヶ月●
・詰みたい
「詰みたい」彼のために、ツナ缶を置きました。台所にくると
高く高くツナ缶を積み木のように詰んでいます。
<参加後の変化>
とにかく台所から子どもを遠ざけようとしていたのが、
子どもに入ってきてもらう、抵抗がなくなったことが大きな変化です。
それまでは家事の、この15分の間は、子どもにはテレビをみせ、
「この時間にどれだけ家事が出来るがか勝負!」だったのに、
今はそれがなくなりました。
我が子に、クイックルワイパーのやり方を伝えてたら、
観てないときも勝手にやってたり^^
子どもへの声かけも、とにかく多ければ多い方が良いと
思っていたのですが、どこで声をかけたらいいのか、が
つかめたように思います。(1歳11ヶ月男の子母)
1歳半〜2歳ちょうどくらいのお子さんたち。
実は、思いの外やれることがいっぱいありますね^^
ここから参加者のアンケート紹介です。
テレビをやめてみる。一緒にごはんをつくる。など
この1ヶ月で生活がとても変わりました。
こどもを観察する時間が増えて、子どもが知らないうちに
成長していることを知って、驚きや感動がいっぱいでした。
今まで、自分(親)のペースで生活していたのを
子どものペースに合わせてあげられるようになり、
子どもの聞き分けが良くなった(子どもがやり終えるまで
見守り、満足できるようになった気がします。
私自身も苦手だった料理が楽しくなってきました^^
(1歳8ヶ月女の子母)
親の我慢が意識的に必要だということが理解できました。
本人の意志を尊重して見守っているつもりでも、周囲のことが気になり、
本人の作業を中断していることに気づきました。
(1歳7ヶ月女の子母)
この講座に参加して、「子どもが台所に入って困る」から
「台所で一緒に楽しめたら」という考えに変わりました。
(2歳0ヶ月男の子母)
「敏感期」「秩序感」を知れたことは、とっても大きかったです。
「何でまたここで毎回立ち止まるんだろう?」
「水遊び、服がぬれるから、もうやめて〜〜〜〜!!」
のイライラから
「そうだったのか!!」
「ゆっくり観察してみよう」
「2歳の子どもって何って面白いんだろう」
と自分の気持ちの変化、余裕を持てるようになったのが一番の収穫でした。
(2歳女の子母)
今までキッチンに入ってきてほしくなくて、料理中はテレビを見せて、
その間に急いで作る、ということをしていましたが、
キッチンに入って一緒に時間を過ごすという覚悟ができました。
本のレシピもとてもかんたんで、子どもがやりやすいメニューを
早速試すことができました。
キッチンでそろえる備品なども教えていただき、
他では教えてもらえない事を習得できて助かりました。
モンテッソーリ教育にも興味が湧いて、辛かったイヤイヤ期が
少し気持ちが楽になりました。
(2歳女の子・母)
以上が完了レポートです^^
こどもキッチンファーストは4月期開講中で、
明日から5月期がスタートします,゜.:。+゜
次の開催は10月スタートを予定しています。
ぜひぜひ「今がその時!」ならご一緒いたしましょう( ´▽`)
こどもキッチン主宰 石井由紀子
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石井 由紀子(著), はまさき はるこ(絵)
発行:太郎次郎社エディタス
- 2018.05.13 Sunday
- こどもキッチンfirst★レポート
- 16:24
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- by こどもキッチン